Unreal Engine5に対応
超フォトリアリスティックな
リアルタイムグラフィックスを実現
Reality5はUnreal Engine5に対応した、最新のバーチャルプロダクションプラットフォームです。さらなるフォトリアルな映像表現によって、没入感のあるリアルタイムグラフィックスを作成することが可能です。昇華した映像技術に加え、ライブプロダクションに求められるさまざまな機能を搭載し、放送から配信、CM、映画など、幅広いユーザーから求められる最先端のテクノロジーを提供します。
特長
ポスプロレベルのVFX処理クオリティーをライブで
Realityのビジュアルエフェクト機能はEpic Games社のUnreal Engineを採用。従来、ポストプロダクションで行うような高精度なVFX処理をライブ環境で実現します。4K/HDRにも対応し、放送、プレビズ、配信などにおいて高品質映像をリアルタイムで送出することができます。
高品質なプレビズを実現
Realityはグリーンバックで撮影される映画やCM、テレビドラマなどで高画質なリアルタイム・プレビズを実現します。バーチャル空間をよりリアルに、リアルタイムでプレビューできるため、出演者やスタッフは統一したイメージを共有しながら演技や演出が行えます。
CGと被写体を自由に配置
バーチャル空間をレイヤー構造ではなく3D空間として処理することで、空間内にCGや被写体を自由に配置できるため、CGオブジェクトと現実の被写体の前後関係をリアルタイムに動かすことが可能です。より自然で自由度の高い映像演出が行えます。
リアリティーキーヤーが実現する圧倒的なクオリティ
リアリティーに標準搭載されているキーヤーは、Realityが誇る高精度なキーイングクオリティーを実現する、特許取得の独自技術ソフトウェアキーヤーです。CGと物体や人の影、CGと透明な物体を絶妙にマッチングさせることや、髪の毛のようなサブピクセルレベルのディテールが要求される高精度な合成が行えます。また、光源の反射、レンズフレアをCGで表現し現実の被写体に反映したり、ガラスや液体などの透明物体を透過した背景映像の歪みなどもリルタイムに表現できます。キーイングするエリアを三次元的に指定し、CG空間と実写の空間をシームレスに表現可能なフォースフィル機能、グリーンの反射の写り込みを適切に処理するスピルバイパス機能などを備え、クリエーターから高次元の要求にお応えします。
高精度なHFプロトコルにも対応
Realityは各種カメラトラッキングシステムが出力するトラッキングデータであるHFプロトコル、D1プロトコルに標準対応しています。特にHFプロトコルはカメラの6DoFデータに加え、レンズの歪みやセンターシフトデータ、FOVデータなどもサポートしているため、レンズの歪みに合わせてCGを歪ませ、画面の端までCGと実写をマッチさせる精度の高い多彩なCG表現が可能となります。また、Realityはフォーカス情報にも対応しており、カメラマンは実際の被写体だけでなくCG背景に対してもフォーカス調整を行うことができます。
担当者による製品レビュー
製品をよく知るxR担当者が映像制作のワークフローを変えるRealityの可能性をご紹介します。
仕様
Realityの要求ハードウェアスペック
推奨ワークステーション | Lenovo P620 |
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OS | Microsoft Windows 10 Pro |
プロセッサー | AMD Ryzen Threadripper PRO 3975WX 3.5GHz |
ストレージ | 512GB M.2(SSD) |
グラフィックボード | Nvidia RTX A6000(PCI Express Gen4 x16 スロット) |
ビデオボード | AJA Corvid44(3G×4 SDI)、AJA Corvid88(3G×8 SDI)、AJA Corvid44-12G(12G×4 SDI) |
メモリー | 64GB(8GB×8 DDR4 3200MHz RDIMM ECC) |
電源 | 1000W(100-240V/12-6A, 50Hz/60Hz) |
※仕様は予告なく変更になる場合があります